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【な行】

中墨
中結
難剣
抜き勝負


中墨 (なかずみ)
中墨とは大工(だいく)の用語で、墨縄(すみなわ)でつくる中央線のこと。剣道でいえば、相手の正中線のことをいい、昔から「中墨をとれ」「中墨をはずすな」というのは、「中心をとれ」「中心をはずすな」ということを表わす。「中墨」は、小野派一刀流の極意剣であり、柳生流ではそれを「人中」(じんちゅう)といって、やはり大切な教えとしている。相手からどんなに攻撃されても、中墨をとって剣先に狂いがなければ打たれることもない。中墨をとる工夫も人それぞれで、右拳でとるように心がける人、左拳でとるようにしている人など、さまざなま話を聞く。

中結 (なかゆい)
四本の竹を合わせた竹刀は、柄革と先革で両端が固定されているが、その間に竹がばらけないよう革紐が巻きつけられている。これが中結で、物打ち付近のほぼ決められた位置に固定しなければならないが、よく試合中にズレてしまって審判員に注意を受ける光景も目にする。中結が動かないようにする工夫として、弦のちょうど良い位置に結び目をつくり、その結び目に固定するように巻くという方法がある。種類は大きく分けて2種類。吟付(ぎんつき)というツルツルした「表皮」のある皮か、「床革(とこがわ)」という表裏がザラザラした革でつくったものがある。

難剣 (なんけん)
慣用的な表現ではあるが、よく使われる言葉のひとつ。まっすぐで基本に忠実な、素直な剣風ではなく、変則的な攻めや技、意表をつく変幻自在な技を出してくるタイプをいう。表記としては「難」「軟」の両方の字を見かけるが、後者は剛剣に対するもので、力で攻めてくるのではなく、相手の技をかわしながら自由自在に技を出してくるような柔軟なタイプといったところで、難剣とはややニュアンスが違うかもしれない。

抜き勝負 (ぬきしょうぶ)
団体戦の試合で、勝ったものが残って、負けるか引き分けるまで、次々に相手側の選手と戦い続ける形式。勝ち抜き戦、抜き戦ともいう。抜き勝負では、不戦者が出てしまうという難点があるが、何人も連続で抜いてしまう選手が登場するというおもしろさがあり、玉竜旗高校剣道大会などで採用されている。

全日本剣道連盟公式サイトより
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