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【た行】

対勝負
立ち切り試合
打突の機会
打突部
打突部位
茶巾絞り
出足
手の内
道場


対勝負 (たいしょうぶ)
団体戦の試合形式で一般的な先鋒同士、次鋒同士というように、それぞれ戦って勝利者数を競う形式。対試合ともいう。3人制、5人制、7人制などが一般的だが、学校同士の対抗戦など、20人〜30人以上による対勝負も行なわれている。

立ち切り試合 (たちきりじあい)
何人かの元立ちを決めて、残りの者が入れ替わり立ち替わり元立ちと対戦する荒稽古。元立ちは決められた時間中は休む暇がないので、気力を養ったり、無駄な力を使わないで正しい打突を身につけたりするのに効果があるといわれている。古くは山岡鉄舟の課した立ち切りが有名だが、ここ数年の間にとくに盛んになってきた。

打突の機会 (だとつのきかい)
明治の末から昭和初期した剣聖・高野佐三郎は、打つべき好機の主要なものを六つを示し、とくに「三つの許さぬ ところ」として
一、敵の起こり頭
二、敵の受け留めたるところ
三、尽きたるところ
を挙げ、これを逃すべきでない好機としている。そして「奥義に達すれば、心は明鏡止水の境地に達し、敵に隙があれば、その瞬間ただちに手足が動いて、とっさに勝ちを制することができるようになるのだが、通常の人は、最も適当な好機に乗じて打つことを鍛錬する必要がある」と述べている。

打突部 (だとつぶ)
その部分が相手の打突部位に正確に当たれば有効打突となる、竹刀の「物打ち」を中心とした部分。以前の試合規則では竹刀の先から3分の1の部分とされており、原則的にはそう考えてよいが、たとえば胴技の場合はもっと竹刀の鍔元に近い部分からひいて切るような形になり、打突部位、体勢に応じて柔軟にとらえる必要がある。

打突部位 (だとつぶい)
そこに正確な打突が当たれば有効打突となる部分。面、小手、胴、突きの4カ所。

茶巾絞り (ちゃきんしぼり)
竹刀の握り方を教える場合に、「茶巾絞りのようにせよ」という例えが昔からよく用いられる。茶巾とは、茶道で茶碗を拭く布のこと。

出足 (であし)
文字どおり出る足のことで、相手の以後着に対する反応の鋭さと結びつく。たとえば、出ばな技は相手が動作を開始する直前をとらえるわけだが、成功するかどうかは、その瞬間の出足の遅速、あるいは出足の良し悪しに関わってくる。また、相手が引いたところをすかさず打つにしても、出足の早さがモノをいう。遠間から虚を突くように打ち込んだり、遠間から素早く間合に入り込むような技術も、鋭い出足は足腰を鍛えることで磨かれる。脚筋肉の収縮速度を速めることを重視したトレーニングがもっとも効果があるといわれている。

手の内 (てのうち)
竹刀を操作するときの両手の働き(握り方、力の入れ方、ゆるめ方など)。打突の瞬間に絞るようにするなど、さまざまな教えがあり、重要な技術要素である。名人は左右五本ずつの指を自在にゆるめたり締めたりして、巧みな竹刀さばき、冴えた打突を生み出している。

道場 (どうじょう)
本来は仏教から来た言葉で、釈迦が悟りを開いたところである「菩提摩頭那(ぼでいまどな)」の訳語。のちに、寺などの法が説かれる場所を道場と呼ぶようになり、鎌倉時代には芸道の世界でもその修行をする場所を示すようになった。しかし武道においては、江戸時代初期の文献に見ることができるものの、剣術の練習場が充実する江戸中期でも一般的には稽古場などと呼ばれていた。現在のように剣道や柔道の稽古場として「道場」と称するようになったのは、明治時代も末期のこと。

全日本剣道連盟公式サイトより
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