■竹刀の点検方法 |
1. |
竹だけに分解します。 |
2. |
竹刀削りなどを使い、竹に直角に当てて竹の柄側から切っ先へ動かし
ささくれを削り取ります。
逆向きにすると刃物が竹に食い込むので気を付けて下さい。 |
3. |
布やすりで表面をきれいにして、竹刀油や食用油を布にとり塗る事をおすすめします。
竹どうしがスムーズに擦れ合って竹刀が折れにくくなります。 |
4. |
竹にワレ・ヒビがある場合は、大変危険ですので、必ず他の竹と交換して下さい。
また、破損箇所にテープを巻いたり、接着剤を使用するのは絶対にやめて下さい。 |
■竹刀の選び方
(1)規格に合った竹刀。
(2)矯め割れ(竹刀の竹を熱して、矯正する時に出来た、ひび割れ)がないもの。
(3)虫食いがないもの。
柄皮
竹刀の柄に合った物を選んで下さい。
革紐が傷んでいたら、必ず取り替えて下さい。
先革
太い先革は抜けやすいので、竹刀の先に合った物を必ず選んで下さい。
先革は修理できないので、先が開く、穴があく、古くなる、などしたら
すぐに取り替えて下さい。
中結い
ゆるんでいると危険なので、締め直して下さい。(竹刀全長の先端より約1/4)
弦のゆるみ
新しい竹刀は一度使うと弦がゆるみます。
この状態は非常に危険なので、締め直して下さい。
注意!
竹刀は使用前に必ず点検しましょう。
相手に危険が及びますので、必ず修理して使用して下さい。
ささくれがある場合には、手入具などで入念に削って下さい。 |
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